染め物は化学!
- noriko Arima
- 6月27日
- 読了時間: 3分
大島の自然を活用して活動している方が大島にはいらっしゃいます。
そんな方々をこのブログでも紹介できたらなと思っています。
第一回目は、アトリエ木春の菊地かをりさんです。
菊地さんは大島の草木花を染料にした染め物教室をしていて、伊豆大島ジオパークの認定ガイドでもあります。
なので染料は、ヤブツバキ、アシタバ、オオシマザクラと言った大島を代表する植物を選ばれてます。
今回私はオオシマザクラの染め物を体験して来ました。
いきなりですが、完成品です!

とっても綺麗な落ち着いたピンク色に染まって大満足!
オオシマザクラの花は白ですが、染め物はピンクに染まりました。しかも材料は枝です!

それでは始めていきますよ〜
まずはオオシマザクラの枝をパチパチ細かく切り、お鍋で煮ます。

枝を煮たぞっていう色の煮汁が出来ました。
二番液と三番液を使うので繰り返し煮ていきます。
その間にやるのがこちら!

液体をカップからカップへ何度も移し替え、たっぷり空気に触れさせます。
そうすると〜‥なんと!なんと!色がどんどんピンク色に変わっていきます!
すごい!不思議!なんか実験みたい!
そして高い位置から注ぐその姿はまるで「右京さん!」
色の違いを見て下さい!
化学ですね〜

煮ている間にやる事がもうひとつ。媒染液作りです。
媒染液とは、色素をしっかりと繊維に結びつける役割を果たすものです。
よく用いられるのはアルミニウムや鉄などらしいですが、今回は椿の灰を使います。
自然のものがちょっと嬉しいですね。
そして椿灰なんて身近なものが媒染液になるなんて誰が気づいたんだろう。やっぱり化学だ‥
椿灰に湯を入れて撹拌して置いたものを、コーヒーフィルターで濾します。

ペットボトルを再利用したドリッパーにも感動!アイデアすごい!!
このままではアルカリが強すぎて生地を痛めてしまうので調整します。
そこで登場!ph試験紙〜

理科の授業!?実験!?なんか懐かしい!
水やお酢を使って薄めていき、中性になるよう調整します。
いよいよクライマックスです。
出来上がった染め液で煮染めして、

媒染液につけ、

再度煮染めして、洗って、乾かして、
かんせ〜い!!

身近にあるものでこんな素敵な事ができるなんて感激でした。
そして奥が深い!
素敵な時間をありがとうございました。
Nori
アトリエ木春



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